もっと知りたい食虫植物

日本では、食虫植物の研究は食虫植物研究会が中心となり、20世紀の中頃から行なわれてきました。また、食虫植物を常に展示している植物園では、栽培を通して食虫植物の研究を行なっているので、訪ねてみるのも良いでしょう。

食虫植物研究会(IPS)

世界の食虫植物の研究団体の中で、最も歴史があるとされるのが、日本の「食虫植物研究会」です。この研究会は、1949年、食虫植物のことがまだほとんど知られていない頃に、食虫植物を愛好する人たちによって設立されました。

本部は日本歯科大学(東京都)の生物学教室にあり、例会や展示会のときには、栽培品の展示、植物や種の販売、苗の交換会などが行なわれます。自生地への見学会や保護活動、会誌の発行なども、研究会の活動として行なわれています。これまで食虫植物研究会が監修などを担当した出版物は、わが国の食虫植物研究において重要な資料となっており、食虫植物の研究者はもとより、多くのファンにも利用されています。

食虫植物研究会へのお問い合わせ
所在地 〒102-8159 東京都千代田区富士見1-9-20 日本歯科大学生物学教室内
電 話 03-3261-8311
ホームページ http://ips.2-d.jp/
東京都立夢の島熱帯植物館(東京都江東区)

都立夢の島公園の中にある植物館で、1988年に開業しました。ドーム状の大温室では、熱帯や亜熱帯の植物が自然に近い状態で生育しており、巨大なヤシ類や花木、果樹類が目をひきます。
食虫植物は、食虫温室で間近に見ることができます。栽培されている鉢は100鉢以上あり、数種類のネペンテスのほか、珍しいヘリアンフォラなども見ることができます。春から夏ごろには、食虫植物の観察会や栽培方法を説明するためのイベントが開催されます。

東京都立夢の島熱帯植物館へのお問い合わせ
所在地 〒136-0081 東京都江東区夢の島3-2
電 話 03-3522-0281
ホームページ http://www.yumenoshima.jp/
兵庫県立フラワーセンター(兵庫県加西市)

1976年に開業した花の植物園で、自然林を活かした配置と大きな池が特徴です。園内には約4,500種類の花が栽培されていて、年間を通して、さまざまな花を楽しむことができます。
温室の熱帯植物室には、バナナやヤシ類といった熱帯植物のほか、ネペンテスなど、たくさんの食虫植物も育てられています。

兵庫県立フラワーセンターへのお問い合わせ
所在地 〒679-0187 兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1
電 話 0790-47-1182
ホームページ http://www.flower-center.pref.hyogo.jp/